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ERWIN SATTLER'S WORLD【エルウィン・サトラーの世界】

時は知るものではなく愉しむもの

1958年にドイツ・ミュンヘン郊外にて創業したエルウィン・サトラー。伝統的な技術を必要とされる機械式クロックの世界でサトラーは決して長い歴史を持っているわけではありませんが、今日では稀有な存在となるケースやパーツ、組み立てなどを全て自社で行っているブランドです。サトラーの製品は振り子やゼンマイのみの動力と手作業で成形された大小さまざまな歯車でクォーツ(電池式)と同等の高精度を誇り、余分な装飾を省いたシンプルかつモダンなスタイルと相まって縮小傾向にあるクロック市場において確固たる地位を築きました。

電波時計や携帯電話等で正確な時間を簡単に知ることができるようになった現在においてサトラーのようなクロックは必ずしも必要なものではないかもしれません。しかし、微かに聞こえる振り子や時を打つ鐘の音色は、サトラーを手にした方だけが感じることができる特別なひと時なのです。

サトラーのこだわり

少数の職人で製造されるクロックは最新のコンピュータで設計され歯車から針、振り子まで手作業で仕上げられます。地形、気温、湿度などによって時計はわずかなずれを生じてしまいますが、あくまで実用性を追求するサトラーは緻密な調整・工夫を行っています。自らタイム・インテリアと称する製品は芸術品のような温もりと存在感を醸し出します。

クロックが形になるまで

caseシュヴァルツヴァルト(黒い森)で製造されるケースの木材は数年間乾燥させたものを使用しているため経年変化による歪みも生じにくくなります。またワニスによる塗装は13層におよびその工程は2週間を要し、木材の美しさと耐久性を最大限に高めます。

designかつて天文観測等の時間計測に携わる人に重宝されてきたレギュレーター(時・分・秒の針が独立している方式)と呼ばれる古典的な意匠を得意とします。針は視認性が優れるよう文字盤に合わせて形状が整えられ、1本1本青焼きした伝統技法“ブルースチール”針が多くの製品に採用されています。

movement既製品を用いないサトラーのムーブメントには、独自の様々な工夫を凝らしています。寝室などでもご利用いただけるよう振り子の作動音を極力抑えるために、まず駆動力を生み出す錘の軽量化を図りました。しかし、このままで高精度を保つのは難しいためクロックでは稀なボールベアリングや人工ルビーを使用することで駆動性を高め、精度の安定化を図っています。

新しい可能性を追求するエルウィン・サトラー

エルウィン・サトラーは高品質なクロックだけでなく、その歴史の中で培われてきた美しい木材加工技術を活かしたキャビネットや机まで製造しています。しかも、「ロタリス」「カストディア」「トロヤ」には自分の大切な腕時計達をコレクションし、自動巻きの巻き上げまで行ってくれる高性能なウォッチワインダーを完備。タイム・インテリアと称するに相応しく、所有者のお部屋を特別な空間にシフトします。